手軽に本物の音を。モニタースピーカー EDIFIRE「MR4」であなたのデスクをスタジオに。

手軽に本物の音を。モニタースピーカー EDIFIRE「MR4」であなたのデスクをスタジオに。

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前書き

うちのBOSEちゃんがおかしい。

お気に入りすぎて2代目の「bose companion 2 series iii」ちゃん。

小さいのに迫力のあるいい音を鳴らしてくれて最高なのですが、音量が安定しなくなってきました。

これ悲しい話なのですが、先代も同じ事象になって買い換えたんですよ…

このスピーカーって必ず最後そうなる運命なんですかね…

仕事中小さめ音量で音楽を流している時、突然爆音になるのは心臓に良くありません。

探すか、新しいスピーカー。

何はともあれ要件定義。

必要なものを見つけるためには、まず何が欲しいのかを具体化しなければなりません。そう、要件定義です。

今回の要件は以下です。

  • 価格15,000円以下
  • 横幅15㎝以下
  • 接続方法が複数ある(BluetoothはなくてもOK)
  • モニター機能がある(たまに宅録したい)
  • おしゃれデザイン

あるのか…?この要件に合うスピーカーは

そんな思いで密林の奥地に足を踏み入れたところ、セールでお買い得のEdifire「MR4」に出会いました。

Edifire「MR4」の特徴

Edifierってどんなブランド?

Edifierは1996年に北京でスタートした30年近い実績があるブランドです。

www.edifier.jp

数多くの賞を受賞しており低価格ながら見た目も音質もいいため爆売れしているようです。

こういう実績って大事ですよね。購買の決め手になってきます。

最近見る海外ガジェットYoutuber・インフルエンサーのデスクでよく登場しているので気になっていたブランドでした。

頻繁にセールも実施するブランドなので、購入するなら絶対セール中に!!!

接続方法が豊富。

TRSバランス入力、RCA、AUXの接続に対応しています。入力が多いと利用用途が変わってもすぐに対応できるので息長く使えそうです。

Tanshi ga ippai

世の中はSDGsですからね。

個人的にはTRSバランス入力ができるのがアツいです。他の接続方法よりも高音質、高音量で音を伝えることができるのです。

私が使っている「UR24C」からTRS接続ができるのでこれを使いたいなってずっと思ってたんですよね。

高音質な声をお届け。コンパクトなのにプロ仕様なオーディオインターフェース Steinberg「UR24C」
前書き いい声を届けたい。 彼女とよく電話します。 少しでもよく思われたい、と考えるのは当然のことではないでしょうか。 みなさんもそう思いますよね!そうですよね…
graphboots.com

新機種のMR3はBluetooth v5.4での接続も可能です。Bluetooth接続が絶対に必要な方はMR3にしましょう。

モニターモードとミュージックモードがある。

小規模スタジオでの利用も考えられた設計になっているので、モニターモードとミュージックモードの切り替えが可能です。

モニターモードでは低音の強調などはなくより正確な音を出力することができます。音楽制作などでは正しい音を聞けないと完成した時に意図しないものになってしまいます。

赤はMonitorモード。緑はMusicモード。

MR3はドイツの音響会社であるKLIPPEL社の認定プログラム認証を取得しているため、信頼性は間違いありません。

ミュージックモードでは、通常の音楽視聴に適した調整がされています。

MR3との比較

後継機種であるMR3との違いはざっくり以下です。

1. 出力パワー

MR4: 21W×2 RMSの高出力で、広い空間や大音量にも対応可能。

MR3: 18W×2 RMSとやや控えめな出力。

2. モード切替方法

MR4: 本体のボリュームノブで直接「音楽モード」と「モニターモード」を切替可能で、操作が簡単。

MR3: 専用アプリ「Edifier ConneX」を使用してモードを切替える必要があり、スマホが必須。

3. Bluetooth対応状況

MR4: 有線接続のみで、スタジオ向けの設計。

MR3: Bluetooth V5.4対応で、ワイヤレス接続が可能。音楽鑑賞など日常使いにも適している。

比較表にするとこんな感じ。

項目Edifier MR3Edifier MR4
スピーカータイプ2ウェイアクティブモニタースピーカー2ウェイアクティブモニタースピーカー
アンプ出力18W×2 RMS21W×2 RMS
周波数特性52Hz – 40kHz (ハイレゾ)60Hz – 20kHz
ドライバー構成3.5インチミッドロー + 1インチツイーター4インチウーファー + 1インチツイーター
入力端子TRS、RCA、AUX、Bluetooth V5.4対応TRS、RCA、AUX
出力端子ヘッドホン出力ヘッドホン出力
モード音楽モード、モニターモード(アプリで切替)音楽モード、モニターモード(本体で切替)
キャビネット素材MDF(木製キャビネット)MDF(木製キャビネット)
サイズ約126mm × 約225mm × 約185mm約140mm × 約228mm × 約198mm
重量約3.85kg約4.5kg
ブラック、オフホワイトブラック、ホワイト
価格帯約15,000円
(セール時:約11,000円)
約17,000円
(セール時:約13,000円)

おすすめの人

MR4とMR3それぞれのおすすめの人はこんな感じです。

MR4: 有線接続しかせず、ワンタッチで操作したい人。スタジオ用途などでより大きい出力を求める人。

MR3: Bluetooth接続やアプリで細かい調整をしたい人。ハイレゾ対応を求める人。

よかったところ

正しくて気持ちの良い音。

今まで使っていたBOSEのスピーカーも聴き応えのある音を鳴らしてくれていましたが、低音が作られているというか誇張されているというか、、、そのため長時間聞いていると疲れて逆に疲れてしまい、仕事中にBGMを止めることが何度もあったんですよね。

MR4は低音から高温まで非常にバランスがよく、どんなジャンルの曲を聞いても聴き疲れするようなこともありません。

モニターモードも試してみましたが、こちらはよりフラットで正確な音を聞かせてくれますので、意図した音かどうかを聞く必要があるDTMや宅録などでは非常に使いやすいと思います。

どこかの音が強調されているわけではないので、Podcastなど話し声中心のコンテンツ視聴にも最適です。

設定が本体で完結できる。

MR4は音量ノブがモード切替ボタンの役割も兼ねています。 右手を伸ばしたらこの辺の設定ができるのってほんとにありがたいです。

モード切り替えはポチッと押すだけ。Musicモードを示す緑のランプに。

MR3を選ばなかった理由の一つでもあるのですが、ちょっと設定を変えたいときにリモコンでポチポチしたり、アプリを起動して調整したりってめっちゃめんどいです。パって変えたいのに!!!ってよくなります。

アプリからきめ細やかな設定ができるのもいいですが、やりたいことにノンストレスですぐに移れることのほうが大事だと思うのです。

その点MR4は私の要求をかなえてくれており非常に使いやすいのでGoodです。

惜しかったところ

音量ノブが無段階調整ではない。

私はオーディオインターフェースで音量の調整をするので影響はないのですが、MR4の音量調整ノブは12段階しかありません。そのため、5と6の間くらいがちょうどいいんだよぉおおおとなっても調整できないので注意です。

もちろん音を鳴らす本体側で調整ができるので、そのあたりは利用環境によると思いますがPCでいちいちポチポチするよりも、ノブひねるほうが簡単ですからね。。。

音量6以上ではホワイトノイズが乗ってくる。

無音にするとわかるのですが、音量6を超えたあたりからサーという音がし始めます。

音楽を流しているときは気になりませんし、音量6以上はかなり音が大きいのでデスクトップ上で使うことはあまりないかもしれませんが、気になる方は注意です。

Bluetooth接続ができない。

比較のところでも言及しましたが、MR4はBluetooth接続に対応していません。

私はディスプレイかオーディオインターフェースからの接続しかしませんので全く問題なしです。音質も有線のほうがいいですし、遅延もありません。

どうしても無線が良ければAirPlayもありますし、Amazon Echoで3.5mmジャックがついているものを持っている方は、それを使ってもいいかもしれませんね。

ただ、単体でBluetooth接続が必須の方はMR3にしましょう。

まとめ

気持ちの良い音に包まれて。

仕事や作業がなかなか捗らないことってありますよね。

そんなとき私は気持ちの良い音に包まれてみるのです。

音の流れにあわせて筆が乗ってくる。自然と物事が進んでいく。

MR4はそんな軽やかな作業環境を作ってくれる最高なスピーカーでした。